不思議な香りを創る工房 ー 空想調香店 ー

レモンの香りみたいな人は色白で快活、元気で明るい

 

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「自分らしく生きるには」ということに興味が湧き、それを表現する手段として香りのデザインを学びました。これからは「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、自分らしさを発信する方の手助けができればと思っています。

レモンの香りというとシトラス系の代表格とされています。爽やかでフレッシュ、酸味のある香り、と一般的には表現されます。誰でも知っている透明感のあるレモンイエローの果実は、香りを表現する言葉が少ない嗅覚の世界にあって、「レモンみたいな・・・」と香り表現の基準にされることが多い素材です。

レモンの香りみたいな人、とはどのような人を指すのでしょうか。

レモンの香りのような人

 

普段、私が香りのデザインをする上で、レモンの香りみたいな人に手紙を書くとしたら、こんなイメージです。

拝啓

桜も終わって外の景色も落ち着いてきましたが、いたるところに春色の花が咲いています。一月前まではあまり景色に色がなかったことを考えると、ずいぶん明るくカラフルになってきましたね。

あなたは、いつも蝶々のようにひらひら飛び回っている人だから、地面に咲いている小さな花など、じっと見つめていたりはしないでしょうけれど。

色白で快活、天気で明るいあなたは、晴れた朝、部屋の窓から朝日が45度くらいの角度で差し込んでくる光が好きだと言っていましたね。まぶしい光が好きなのだと言っていました。

あまり1箇所でじっとしていないあなただけど、その朝の時間だけは少し落ち着いた穏やかな時間を過ごしていたと思います。

あなたは束縛を嫌って、軽やかにポンポンと仕事も変える人ですけれど、どこに行ってもにっこり大きく笑う姿がみんなから評判だったと聞いています。

ハーーイ!!っていう元気な返事を今もしていることでしょう。

あなたは、真面目な話をしているとすぐに逃げ出してしまう人だから、普段はあまり深い話ができないけれど、今回は思うところをこうして手紙にして送りました。 落ち着きがないことを指摘したいんじゃなくて、あなたのみずみずしくて元気な姿に癒されていることを伝えたかったのです。

そうそう、最近はあまり気なくなってしまった白い夏のワンピースだけど、繕いをして直しておきました。また、朝の高原で白いワンピースを着てくるくる楽しそうに踊っている姿を見たいものです。

たくさん活動的に動くことは良いことだけど、くれぐれも無理しないように。そして、いつまでも元気でいてくださいね。

敬具

 

・・・と、まあこんな感じですが、ポイントは次のとおりです。

 

レモンの香りのような人は…

  • 色白で快活、元気で明るい
  • 15歳から25歳くらいまでの女性のイメージ
  • にっこり大きく笑う
  • 落ち着きがなく話す内容もポンポン変わる
  • 束縛や規則を嫌っていつも軽やかでいたい
  • 性格的にはあまり深くは考えないタイプ
  • どちらかというとドライ
  • 不真面目ではないけれどシリアスなことが苦手
  • 顔は丸っこくって唇は薄く顔の印象も薄い感じ
  • 職業は販売員などの接客業や幼稚園の先生が似合う感じ
  • 季節は4月から5月くらいの春の香り

 

なぜレモンの香りのイメージは元気で軽いのでしょう

レモンの香りは、トップノートと言って、香りの中でも揮発性の高い部類に入ります。この揮発性の高さが「軽さ」をイメージさせる一つの要素だと考えられます。

また、元気で明るいイメージはレモンの香り成分として4%程度含まれているシトラールにあるかもしれません。多くの人が爽快に感じる、あのシトラス系の香りは、このシトラールによるものです。爽快感があってジューシーな香りは、元気なイメージを想起させるのではないでしょうか。

アロマテラピーの観点から、レモンの効用とされているもので、行動がアクティブになったり、明るくクリアになったりすることがあげられます。こうしたことも、レモンの香りの元気なイメージに、一役買っているとは感じています。

 

レモンに魅せられた物語-大正時代の短編小説:檸檬-

 

レモンは、梶井基次郎の短編小説「檸檬」の重要なアイテムでもあります。主人公の青年は肺の病気で凹んでいる日常を送っていましたが、ある日、八百屋さんで黄色いレモンを見つけます。

なぜか、そのレモンに惹かれてしまった主人公は一つ買って、丸善に向かいます。丸善は文房具や書籍を扱うお店ですが、そこで普段ならお気に入りの書籍を立ち読みするにも鬱陶しい感じを覚えます。

そこでふといたずら心が芽生えたのか、主人公は八百屋で買ったレモンを爆弾に見立てて、丸善の戸棚において外に出てしまいます、丸善が爆発して吹っ飛ぶ様子を想像してくすぐったい気持ちを抱えながら街をくだっていく、という物語です。

 

この物語が発表されてから、京都の丸善では、お店の棚にレモンを置いて行くお客さんが多発したとのことです。

 

ちなみに、物語の舞台が、今も現存する「丸善」の書店です。丸善が経営している丸善カフェでは、この小説「檸檬」をモチーフにしたデザートを食べることができます。

主人公はなぜかレモンに惹かれました。「レモンが好きだ」というだけで、突然買うという行動に出たのはよくわかりません。
でも、レモンが好きだという気持ちは自然に備わったものだと思いますし、好きなことには理屈はないのかもしれません。

 

レモンの香りが好きな人は多いです。しかしながら、レモンのような柑橘系の香りは嫌いだ、という人も少数ですが、います。なぜ、自分はその香りが好きになったり、嫌いになったりするのかは謎のままですが、同じ香りでも人によってまったく違う匂いとして捉えているということですね。

私にとってはレモンは爽やかな香りがしますが、レモンの香りが嫌いは人は爽やかな香りではないはずです。

こうした香りのパーソナルな側面に、とっても興味があります。

だから、レモンの香り、というだけでいろいろな想像が働くのです。

 

レモンの基本的な情報

レモンの香りのイメージは、今まで書いてきたとおりですが、一般的な特徴や効能についてもまとめましたので参考にしてください。

 

レモン(学名:Citrus limon)
ミカン科

特徴

原産国ははっきりしません。現在はイタリアやアメリカのカリフォルニアで多く生産されていますが、アメリカ大陸には1493年にコロンブスが伝えたと言われています。木の高さは6メートルにもなる大木となり、花は季節を問わず咲かせることができ、四季を通じて果実を採ることができます。

 

香りに含まれる成分

果皮をつぶして水蒸気蒸留法により精油を採取しますが、香りがよくないとの理由でフランスの調香師は果皮の冷圧搾法により採取された精油を好むようです。

リモネン(60%〜80%含まれていて主成分。ただし匂いはほとんどない)
ピネン
シトラール(4%程度の含有。レモンの香りを形作るもの。爽快な香り)
ゲラニオール
テルピネオール(天然の成分としてはα-テルピネオール)
ベルガモテン
ピザポレン
サピネン
ネロール(バラのような優しい香り)
リナロール(軽くフレッシュで弱いシトラス調の香り)

 

作用

抗菌

鎮痙(ちんけい:痙攣を抑える作用)

中枢神経系機能亢進(脳の機能が高まる)

 

 

心理的作用

行動がアクティブになる

集中力が高まる

明るくクリアになる

 

用途

肝臓障害
空気の抗菌
心身の疲労
食欲不振
胃腸機能低下
免疫力低下
細菌による感染症

 

まとめ

レモンの香り、いかがでしたでしょうか。

身近にあるレモンですが、その甘く爽やかな香りは万人受けする香りですね。
それにレモンの香りのような人は、快活で元気で明るく軽やか、というイメージがあります。これは共感覚だと思うので、これを読んでいるあなたも、「確かにそんなイメージだよね」と納得感があるのではないかと思います。ただ、香りは個々人の違いが激しく出るものなので、そうでない方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、一般的には、レモンの香りは爽やかで甘く、シトラールという芳香成分がレモンの特徴を形作っていることが特徴です。

アロマテラピー的な観点からは、抗菌や疲労回復が主な作用として言われています。お刺身などにレモンが添えられているのは抗菌作用を応用した知恵でもありますね。

 

 

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