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バラの香りの魅力

  
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バラの香りの魅力

バラの香りの特徴

バラの香りは、様々な香り成分が300種類以上、複雑に混ざり合ったもので、その香りには以下のような特徴があります。

芳醇で甘い香り


バラの香りは、非常に芳醇で甘い香りを持っています。これは、ローズオイルに含まれる成分の一つであるシトロネロールによるものです。このシトロネロールは、バラの香りの中でも最も多く含まれる成分の一つです。

「芳純」という品種もあるくらいにバラの香りは芳しいのです。

芳純(ほうじゅん)

やわらかな香り

バラの香りは、芳醇でありながらも、やわらかな香りを持っています。これは、バラの香り成分の中に含まれるフェニルエチルアルコールによるものです。フェニルエチルアルコールは、芳香族アルコールの一種で、バラの香り成分の中でも非常に重要な役割を持っています。

優雅な香り

バラの香りは、高貴で上品な香りとしても知られています。その理由は、バラの花が美しく、高貴であることと関係があります。また、バラの香りは、歴史的にも高貴な香りとして扱われてきました。

このように、バラの香りには、芳醇で甘く、やわらかく、複雑な、優雅な香りといった特徴があります。バラの香りは、様々な用途に利用されており、化粧品やフレグランス、アロマテラピーなどに活用されています。また、バラの香りは、リラックス効果やストレス解消効果があるとされ、心身の健康にも良い影響を与えるとされています。

以上の香りの特徴は、バラの中でも特に「ダマスク・クラシック」という香りの分類に属するものです。

他にも紅茶のような香りやスパイシーな香りがするバラもあります。

バラの香りはこんなにすごい!7つの分類と効果・効能

バラの芳香成分

バラの香りを構成する主要な成分は次のとおりです。
水蒸気蒸留法で採取する「ローズオットー」と溶剤抽出したロースアブソリュートでは、香りの成分が若干異なり、香りも微妙に異なります。

ローズオットー

  • シトロネロール:50%
  • ゲラニオール:20%
  • フェニルエチルアルコール:2%
  • メチルオイゲノール:2%

ローズアブソリュート

  • フェニルエチルアルコール:63%
  • シトロネロール:22%
  • ゲラニオール:13%

バラの香料を使った調香

ローズ(バラの香り)を使ったフレグランスはとても多く、「香水のお砂糖」と呼ばれるほど、女性向けの香水には含まれています。

私も自分で香りをデザインするときには、優雅で華やかな要素を加えたり、柔らかく女性的な印象に仕上げるときによく使います。

また、それ以外にも、ローズの持つグリーン感やみずみずしさを取り入れてナチュラル感を出すのにも使うことがあります。

ローズの香りは、注目する側面によって、いろいろな顔があるので、どの特徴を強調するかによって使い方も変わってきます。多くのフレグランスデザインに使用し、誰からも親しまれる香りであることから「香りの女王」と言われており、デザインをするに当たっても基本となる香りでもあります。

バラの香りが持つリラックス効果

「バラの香り」は、特に女性にとって非常に親しまれている香りの1つです。甘く、やわらかく、複雑で優雅な香りを持っており、美容やリラックスに効果があるとされています。

バラの香りのリラックス効果

バラの香りには、リラックス効果があります。バラの香りを嗅ぐことで、脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。また、バラの香りはストレスを和らげる効果があるため、リラックス効果が期待できます。バラの香りを使ったアロマテラピーは、ストレス解消やリラックス効果を求める人々に愛されています。

バラの香りを使ったリラックス方法

バラの香りを使ったリラックス方法は様々ですが、以下に代表的な方法をご紹介します。

・バラのアロマオイルを使ったアロマテラピー
アロマディフューザーにバラのアロマオイルを入れることで、部屋全体にバラの香りを広げることができます。また、バラのアロマオイルを手に取って、手のひらに香りを移してから深呼吸すると、リラックス効果が期待できます。

・バラの香りの入浴剤を使った入浴
バラの精油を入れたお風呂に入ることで、リラックス効果が得られます。湯船に浸かりながら、バラの香りに癒やされる時間を過ごすとよいでしょう。

バラの生花を飾る

もっともよいリラックス方法は、お部屋にバラの生花を飾ることです。お花屋さんで売られている生花では、あまり香りがしないものが多いですが、夢香、ダブルデライト、ブルームーンなどの香りのするバラがあれば、それらの生花の香りに包まれることが何よりものリラックス法です。

バラの精油や芳香剤も、確かにバラの香りはするのですが、やはり生花の香りに勝るものはありません。天然の芳香成分のみで構成されている100%ピュアな精油でさえ、生花の香りとは違います。
お庭がある所に住んでいる方は、ガーデニングとして香りのあるバラを植えて生花を得ることもいいと思います。

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