ライムの香りはラストがステキ
ライムの香りというと、キリリとしたシャープな爽やかな香りが特徴です。
コカコーラに含まれる材料のひとつでは?と有力視されていますが、コカコーラのレシピはトップシークレットなので、実際には明かされてはいません。
成分表示には「糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン」としか書いてありません。でも、カフェイン?っていうことは、コーヒーにライムを入れるとコーラ?
実際に、コーヒーにライム果汁を入れると、なんとなくコーラっぽい味になったりします。まぁ、実際には自分で作らずにコーラを買って飲んだほうが無難だと思いますが・・・。
ということで、今回はライムの香りについてです。
ライムの香りが似合う人は華奢だけど活発な30代女性
ライムの香りは想像しやすいと思いますが、とても爽快でクリアな香りです。味から想像するととても酸っぱいというイメージもあるかもしれませんが、酸っぱいというよりも、シャープで軽く、背景には青臭さがなびいています。
そんなライムな香りが似合う人は、
・背が高くてやせ型
・黒髪ショートカットで小顔
・元気で快活
・都会的
…というようなイメージでしょうか。
シャープな香りの印象から、朝のまぶしい光の中をさっそうと歩く軽快な女性のイメージがあります。この方は、仕事もできるし、ハキハキしていてドライな印象で、見た目的に悩みがないように見えます。
しかし、ライムの香りは、あまり厚みがない香りであるように、ちょっとテンションが下がると、底抜けしてしまってすぐに落ち込みゾーンに転落してしまう傾向にあります。通常の自身状態が、周囲よりもややハイテンションであるため、その状態を継続することに気を配ることがご機嫌を持続させる秘訣です。
また、切れ味鋭い印象があるものの、子供や老人など弱い立場にある人と対するときには、同じ高さまで目線を下げて微笑みかけるなど、物腰の柔らかい優しさもあります。これは、ライムの残り香が角の取れた甘みを感じさせることが由来しています。
ライムの香りのイメージ
- 爽快でさわやか
- 鮮烈でシャープ
- クリアで透明な感じ
- ライトで軽快
- 黄色に近いグリーンな香り
- 鮮烈な印象から香りは硬い
- 単純な香りで変化が少ない
- 残り香は少し甘くなる
- ライムは残り香が美しい
ライムは最初に香るトップノートとして重要な香りですが、あまり大量に使うことがない香りです。フレグランスにすると、クールな青臭さが目立つからだと思われます。それよりも、レモンやオレンジのほうが、爽やかさを演出するには好まれるのでしょう。
ライム単体で香りのチェックをするとわかるのですが、ライムの特徴に残り香の優しさがあります。ラストノートとして出てくる香りなので、フレグランスとして他の香りとブレンドしてしまうと隠れてしまいます。
でも、トップの鮮烈な印象のせいか、その残り香がとても優しく、まるでお花のような香りになるのです。
私も実際に調香するときには、最初に香る爽やかさを強調するときに使い、ライムの残り香については、あまり考慮に入れていなかったのですが、このライムっぽくない残り香がとても愛おしく改めて見直しました。
ライムの基本的な情報
ライムの一般的な特徴や効能についてもまとめましたので参考にしてください。
ライム(学名:Citrus aurantifolia)
ミカン科
特徴
メキシコが主な主産地となっています。
Citrus aurantifoliaという種類のライム(キーライム)から精油を採取します。キーライムは香りが強く、果汁も多いのが特徴です。
香りに含まれる成分
果皮の冷圧搾法、または果汁の水蒸気蒸留法により採取します。一般的にアロマテラビーに使用するのは果皮の圧搾により採取された精油(Expressed Oil)です。果汁の水蒸気蒸留法により採れた精油(Distilled Oil)は主に食品用のフレーバーとして使われます。一部はコロンなどの香粧品に使われることもあります。
リモネン(50%以上)
ピネン(22%)
テルピネン(7%)
シトラール(3%)
作用
抗菌・抗ウイルス作用
抗痙攣作用(ピクピクするようなケイレンを抑えます)
心理的な作用
さわやかで明るい気分にする
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ライムの香りにはシャープで快活なイメージがあります。一方で、残り香で感じられるような優しさも併せ持っています。ライムの香りというと爽やかさが強調されますが、時間というストーリーで見ると、ひとつの印象だけではない側面もあるのですね。
ライムの香りは元気な人をさらに元気に明るくするような効果があります。逆に、落ち込んでいるときに、気分を上げようとして香りを嗅いでも、ちょっと元気すぎてうるさく感じるかもしれません。
メンタル的には落ち込んではいないけれど、さらにテンションを上げたいときに、ぜひ使ってみてください。